生徒達の勉強の中心となるのが「一般知能」といわれる分野。この分野は「数的推理」、「判断推理」、「空間把握」、「資料解釈」の4科目で構成されているのですが、なぜこの4科目が中心となるのでしょうか。理由は二つあります。ひとつは、学校では習わない独特の内容だということ。二つ目は、教養試験全体の3分の1を占めるということ。教養試験は20科目程度で構成されていますので一般知能の問題数の多さは容易に想像できると思います。
ではこの一般知能、どのように勉強していけばいいのでしょう。まず言えることは、独学では有効な解法テクニックを身に付けることはできません。市販されているテキストの解法テクニックがベストとは限りませんし、問題文の読み取り方、選択肢の見極め方など、講義を受けることによって効率よく知識を得ることが可能となります。例えば、空間把握の中にサイコロに関する問題があるのですが、サイコロには2種類あり、通常どちらかのサイコロが複数個使われます。この時、どちらのサイコロが使われているかを見極めた上で問題を解くことになるのですが、この2種類のサイコロを自分の体の一部を使って表現すると容易に解くことができます(どこをどのように使うのかは私の講義を聞きにきてください)。
これから公務員試験を受験しようと思っている方の出鼻をくじくようで申し訳ありませんが、公務員試験は不合格者のほうが圧倒的に多い試験です。この難関を乗り越えるためにもしっかりとした信念と、正確な情報収集、効果的な知識の獲得が必要不可欠となります。ライバルより一日も早くスタートすることが夢を実現するための第一歩となるのです。受験生の皆さん、がんばりましょう。